つまらない町でつまらない男がつまらない歌を歌っていました。
今日一日喫まずにおくとわざわざに思うほどには煙草の増えて
顔知らぬ女と目合〔まぐわ〕う白昼夢教師の声のますます高く
空調の音に雨音のまじりてわれあの部屋とあまりに遠し